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記事2002年2月3日 号 (7面)
| 東京都専修学校各種学校協会(中込三郎会長=東洋美術学校理事長・校長)は一月十七日、東京・新宿の京王プラザホテルで新年の賀詞交歓会を開催した。会場には国会議員をはじめ都議会議員、文科省、中学高校など多数の団体の関係者が詰め掛けた。 中込会長は私学を取り巻く環境が非常に厳しいことを指摘する一方で、「職業教育を行う学校にとっては、これほどいいチャンスはない。職業を専修学校各種学校で身につけることができるためにも、子供が東京に集まる環境づくりが大事だ」と語った。その後、来賓が次々とあいさつを行い、三田敏哉・都議会議長(都議会自由民主党)は「東京で職業に就く機会が多くなると、東京の税収増につながる。東京の活性化のためにお互いに手を携えていく」と述べた。 小野清子・参議院議員は 「リストラされた人を専修学校で助けてほしい。平成十四年度の新規事業では専修学校社会人キャリアアップ教育推進事業が設けられたが、新しい能力を身につけた人がベンチャービジネスを立ちあげている。(専修学校で)実力をつけてほしい」と語った。 高橋信行・東京都生活文化局長は「私学にはさまざまな人間が集まるのが大事だ」、また文部科学省生涯学習政策局の安間敏雄・専修学校教育振興室長は「中込会長の下に結束してほしい」と呼び掛けた。 酒井A・東京女子学院理事長の音頭で乾杯が行われ、会場は和やかな歓談に入った。 |
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