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記事2002年7月3日 号 (8面)
地球、人にやさしい学校 富士見丘中学高校新校舎の落成式
富士見丘中学・高等学校(吉田晋校長、東京都渋谷区)は五月二十五日、同校で新校舎落成式(写真)を行った。創立六十周年記念事業の一環として、四年の歳月をかけて旧校舎を全面的に建て替えた。 新校舎の特徴は省電力型電気器具、節水型便器、深夜電力利用型電気温水器などを導入した省エネルギー型設計を施したのをはじめ、リサイクルタイル・再生骨材・パーティクルボードなどのリサイクル建材を随所に使用していることだ。 また防災への対応については、自動火災報知設備など生徒の安全を考慮し最大限の配慮がなされている。 また、昨年八月には国際標準化機構のISO14001の認証を登録、地球環境の保全にも取り組んでいる。 吉田校長はあいさつの中で「二十一世紀が地球と人類の共生の時代であることを生徒に教えていく必要がある」と述べ、新校舎が「地球にやさしく、人にやさしい、わたくしたちの学校がコンセプト」と紹介した。 石原伸晃・行政改革担当大臣が祝いに駆けつけ「環境に配慮した素晴らしい学校」と祝辞を述べた。 今後、同校の教育目標である「国際性豊かな若き淑女(ヤングレディ)の育成」に向け、教職員一同努力をしていくとしている。
80周年記念演奏会 十文字中学高校東京芸術劇場で
十文字中学・高等学校(永嶋達夫校長、東京都豊島区)は六月九日、東京・池袋の東京芸術劇場で十文字学園創立八〇周年記念合同演奏会(共催=同校PTA・さくら会)(写真)を催した。大ホールには多くの保護者らが詰め掛けた。 女性の体力、知力の向上と充実を建学の精神として創立された同校は、一貫して心身を鍛え社会に役立つ人材の育成に努めてきた。 演奏会を始めるに当たり、永嶋校長は出演するそれぞれの部の活動を紹介したうえで、「生徒たちの力のこもった活動が大事で、生き生きとした活動を見てもらいたいのが趣旨だ」とあいさつした。 当日は同校の生徒が、(1)吹奏学部(2)マンドリン部(3)土曜筝曲部(4)音楽部(5)ステージドリルを披露、会場を魅了した。 部員数九十人、創部二十年の歴史を誇る吹奏楽部は「楽しく音楽しよう」をモットーに活動をしている。六十人の部員を抱えるマンドリン部は、大会では数々の賞を獲得している。 |
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