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記事2003年7月3日 1895号 (7面)
保隣教育財団(増田晃次郎理事長)・保善高校(藤本嘉信校長、東京都新宿区)は六月七日、同校で創立八十周年を記念して式典および校舎改築竣(しゅん)工(こう)祝賀会を開催した。 増田理事長はあいさつの中で、同校創立の経緯を述べた上で、「多くの困難に直面しながら社会に貢献する男子校として責務を果たしてきた。保善の伝統ある建学の精紳を継承しつつ、さらに次の世代に引き継ぐべく教育環境の整備を目的とした校舎を改築した。今後は教育の中身を一層充実させていく」と述べた。 藤本嘉信校長は式辞の中で「百周年に向かって、さらに飛躍し、社会に貢献できる生徒になってほしい」と全校生徒たちに呼びかけた。 来賓として、中澤正明・東京都生活文化局私学部長と、酒井A・東京私立中学高等学校協会長(東京女子学院中学高校長)があいさつ、同校の新たな門出を祝った。永年勤続教職員に感謝状も贈られた。また午後から、祝賀会が行われた。 同校は大正十二年創立以来、「進学とスポーツの保善」の実績を伸ばし、今日までに二万三千人余の有為な人材を輩出してきた。 八十周年を記念して改築された校舎には、勉学や部活動とともに、学校生活を満喫してほしいという願いが込められている。 |
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