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記事2004年10月3日 1951号 (2面) 
40年にわたり私学振興に尽力
堀越先生に感謝の会
大臣ら出席し盛大に開催
 足掛け四十年にわたって日本私立中学高等学校連合会の活動を会長などとして支えてきた堀越克明前会長の、これまで私学振興に全身全霊を傾けてきたことに感謝する会が九月二十二日、都内のホテルで開かれ、私学団体関係者のほか、政府、国会関係者が出席し、同氏の功績を高く讃えた。
 堀越氏は堀越学園等の学校経営のかたわら、若くして私学振興運動に参加、現在の私立学校振興助成法の制定などに尽力、戦後の私立学校の発展の礎を築いた。この日の感謝の会には、三位一体の改革で東奔西走中の河村建夫文部科学大臣(当時)が出席、堀越前会長のこれまでの尽力を高く評価するとともに、出席者に三位一体の改革による教育の危機を訴えた。会場には三位一体の改革の中で義務教育費国庫負担金の廃止などを求めている麻生太郎総務大臣も出席していたため河村大臣の発言にも熱がこもる一幕もあった。このほか奥野誠亮前衆議院議員、木田宏元文部事務次官、九里茂三・九里学園理事長(前中高連副会長)があいさつ。また三位一体の改革で廃止が検討中の私立高校等の国庫補助金堅持を目指して精力的に活動している田村哲夫中高連会長が遅れて駆けつけ、堀越会長への感謝の気持ちを述べた。


堀越先生の功績をたたえる河村文科相(当時)

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