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記事2004年9月23日 1948号 (7面)
メダル最多の快挙
金、銀、銅受賞者の80%が私学出身
この八月、二百二の国と地域がその発祥の地アテネに集い、十七日間にわたって熱戦を繰り広げた第二十八回オリンピック競技大会。日本は金十六、銀九、銅十二の計三十七個の史上最多メダルを獲得し、連日喜びに沸いたのは記憶に新しい。 この快挙には平泳ぎで二つの金メダル、メドレーリレー銅メダルを獲得した水泳の北島康介選手(日本体育大学四年、東京・本郷高校卒)、四十一歳で銀メダリストとなったアーチェリーの山本博選手(埼玉・大宮開成高校教諭、日本体育大学卒、神奈川・横浜高校卒)をはじめ、私学関係者による貢献が圧倒的であり(表参照)、改めて特色と感動あふれる教育を推進する私学の姿を示した。 またメダルには届かなかったものの、現役高校生選手六人のうち五人は、最年少の卓球の福原愛選手(青森・青森山田高校一年)、体操個人総合の石坂真奈美選手(東京・藤村女子高校三年)と大島杏子選手(東京・藤村女子高校三年)、バレーボールの木村沙織選手(東京・下北沢成徳高校三年)、水泳・個人メドレーの天野美沙選手(神奈川・桐蔭学園高校三年)と、いずれも私立高校の女子生徒であり、四年後の北京大会での活躍が期待される。
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