紙風鈴を飾った100周年記念列車
8月30日まで多摩モノレール線内で運行
明星学苑
明星学苑(東京都日野市)は2023年に学苑創立100周年を迎えたことを記念し、8月3日から8月30日までの期間、多摩モノレールの1編成全体を装飾した明星学苑100周年記念列車「MEISEI 100」を多摩モノレール線内で運行している。
車内に飾られた紙風鈴は「MEISEI 100」のためにデザインされたオリジナル風鈴。100周年を記念して制作したカラフルなビジュアルを紙製の風鈴に展開しており、1枚の紙から組み立てられている。紙風鈴を車内に飾り付ける仕上げの作業には明星大学の学生も加わった。
「MEISEI 100」の企画コンセプトは、将来について考えることも多い夏にモノレールに乗り合わせた人たちが風を感じる風鈴をきっかけに、この先の人生を謳歌しよう、楽しもうと思えるようになればと考え、「新たな時代の風を感じよう」とした。
1923年に「明星実務学校」として多摩の地に誕生した同学苑は創立100周年を機に次の100年を見据え、これからの社会の変化の中で明星教育が目指す姿を示す「Next100 ビジョン」として「自ら変革し続け、新たな時代、新たな世界を謳歌する人間性あふれる卒業生を輩出する学苑」を定めた。今後も同ビジョンの下、これからの時代に活躍する人を育成するためのさまざまな取り組みを展開していく考え。
今回の企画は、同学苑を創り上げてきた全ての人と、多摩地域の住民に100周年を迎えられたことへの感謝を伝え、さらには新ビジョンの下、これから同学苑を一緒に創り上げていく全ての人と共に次の100年を歩むという共創のメッセージの発信を目指している。